「フランキンセンス」という精油を知っていますか?
私はアロマを学ぶ前まで知らなかったのですが、今は知ってる方が多いですね。
フランキンセンスをご紹介します。
■フランキンセンス(乳香)
カンラン科、樹脂
原産地 エチオピア、ソマリア ほか
香りは、ほんのり甘いウッディーな香りで透明感、気品、落着きを感じます。
フランキンセンスは花でも葉でもなく樹脂。樹皮に傷をつけて透明な樹液を出し、それが空気
に触れると淡黄色に固まります。フランキンセンスはミルラ(没薬)とともに古代から薫香とし
て使われ、黄金に値するものとして取引されていました。今でも宗教的な儀式に使われています。
また新約聖書にも記されており、イエス誕生の際に東方から三賢者がやってきて
「乳香、没薬、黄金」を捧げたとあります。
このように芳香植物は古代の時代から宗教的な儀式や医療、香水などに使われてきています。
香りの歴史はJAAアロマコーディネーター資格取得講座のなかで学ぶのですが、その時代時代で
の芳香植物や香りの活用法、重要性はとても興味深く、その講座を学んでいた頃はのめり込んだ
のを今でも覚えています。
学生時代の歴史の授業は苦手だったのに(笑)
1本の香りから紐づく歴史背景。
香りが好きな人なら楽しいと思います。
普段のレッスンのなかでもお話していきますね。